2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エクスペリメンタルポップ

frafloちゃんの好きなものは何ですかという質問には一言こう答えるようにしています。音楽には、エクスペリメンタルポップというジャンルがあるみたいですけど、どこが実験的でどこがポップかというのは主観でしかないので、ジャンルの分類としては、とても…

遠くに聞こえるミッション

命っていうのは、きっと今の人たちの日常にとっては、何かがないととても縁遠い言葉です。例えばビジネスの心得では「使命感を持って仕事をする」なーんていうのがありますけど、「命を使う」使命=ミッションって、なんだよって思うでしょう。ほとんどの人…

若さ故

「わかさゆえ〜」というのは、元六本木野獣会によるGSバンド、ザ・ジャガーズの1967年のデビュー曲「君に会いたい」の有名な歌いだしですけども「わかさゆえ〜」というのは、いつの時代も変わりません。仲俣さんのブントとバンドの比較仮説から、時間…

リセットシンドローム

なんていう言葉が、非公式みたいですけど、あるみたいですね。リセットという選択が可能であるために与えられた状況で粘れないコドモたちのことを指すようです。これは前に話したことがあるんですけども、わたしはその「推進」によって得た売上を請求する際…

若さとリセット

わたしは「バンドマン」にも「ブントマン」にもお友達がいますから、この話は個人的な実感でもあるわけですけども、わたしらにとっての「時間」について考えることが、今後わたしらが×××を埋める上で、何か指針があるような気だけします。わたし個人としては…

ブントとバンド

ここのブログに入ってくるキーワード一覧で初めて知った「仲俣さん」というジャーナリストのブログがあるのですが、そこにとても興味深いお話が書いてありました。仲俣さんの仮説というのがあって、80年代後半に起こったバンドブームの源流は1968年のGSブ…

スカとフェアを結ぶ線

世の中に「考える人」というのはたくさんいるわけですけども、昨日お話した「定義領域」の外側を考えられるというクセモノもいれば、定義領域よりは先には行けずにその領域で粘って考えるという人もいます。わたしは頭が足りないので、後者でかろうじてやり…

ナゼの壁

数学って勉強して何の役に立つの、というのはコドモの純粋な気持ちですが、いまさらながらに思うのは、数学における論理思考とか、わけのわからなさって、やっぱり役にたっているなと思うんです。(演繹と帰納については前に書きました)先日数学屋のお友達…

パブとフェア

いつだか忘れましたけども、英国ではパブが激減しているというニュースが新聞に出てました。パブは英国生まれの伝統の店の形態ですね。わたし結構好きですけど。パブ。パブ、というものについて、昨日の鞄の話をしているメンターのそのまたメンターが、ご自…

(笑)について

80年代はスカだったか、のスカは、冗談の上澄みだけが浮遊したのが、総体的にスカだったという論の本質では、という話を昨日書きました。「冗談を言う」ということと「冗談を受ける」ということに、どれだけの訓練が必要か、ということは、本当にあります…

それで80年代はスカだったのか

最近話題にしている内容では、明らかに「80年代はスカだったか?」というところに話は行くな、と週末コドモと料理つくりながら考えてました。いや、そんなこともないぞ、というのは、宮沢章夫さんのピテカン研究の「80年代地下文化論」に詳しいですけど…

想像力の使い方

今週はデザインから想像力から多元社会まで、だららっと書いてしまいました。いずれにせよ、泥臭い現実を前に、想像力はどんな有効性を持つのか、そんな話で、今週は終わりたいと思います。わたしそのモラトリアムと虚構の追体験に溺れる人たちとお付き合い…

フラグメントフロアと多元社会

自分が今いる場所は、世の中に一歩先んじて問題が解決され、自分たちの理想を現実化しようと努力もしている、安息の躍動の場所である必要がある、というのは、わたしの5大師のうち2名が(勿論別々に)おっしゃっていることです。ヒイキ目ではなくて、本当…

いらいら

虚構と現実の区別がつかない、なんてゲーム規制論みたいですが(笑)、昨日のような感じでふと昔のことを思い出してみると、この「想像の世界に深く入り込む→自分でそういう環境を作ってみようとする→戻れなくなる」というパターンてありますね。想像力の憧…

ハルキストに想ふ

昨日の話の流れに沿うと、「ムラカミハルキさんの小説が好きです」ということは、いまは何も意味を成しません。だから今その小説を買って読むこと自体が「ファッション」でもなくて「差異化」でもなくて「同化」でもなくて、ではどういうことでそんなに多く…

概念とデザイン

フラグメントフロアーズにはロゴがありますが、制作者の、ここによく登場しますダラリ君が再公開してくれました。わたしが24歳ぐらいでしたっけか。フラグメントフロアという言葉の概念を説明して、すぐ作ってもらった気がします。当時わたしはマッキント…

不器用な面々

昨今、急に「世襲」というのが注目されるようになってきました。世の中の多くの中小企業や個人商店は、後継者の不在、という問題を抱えていますが、政治は2世3世が多いとかいって、急に世襲禁止世論が盛り上がってきました。法の下の平等を考えれば、世襲を…

コダイナー教育論

昨日わらべ歌の話が出たので、教育系の話に飛びましょう。わたしムスメ二人いますけど、育児書とか読まないし、早期教育とか興味ないんですけども(細野さんの入れ知恵ですけど、6歳6ヶ月までは芸事はやりませんし)こう他の家族とか見てると、物凄く熱心…

いろいろお世話になりました はい さよおなら

例えば伝記ていうジャンルの本がありますけども、小さい頃読みました。エジソンとか、二宮尊徳とか、ワシントンとか、キューリー婦人、とか、ああいうやつです。伝記でも自伝本でも、物凄い量が今ありますでしょう。有名人は必ず自伝(半生語り)出ますしね…

ノスタルじじいと自分探し,または中大事件について

かなり久々ですが、ダラリくんと連携します。 http://ameblo.jp/dararhythm/entry-10271802616.html経過中(継続保持中)の過去にアクセスするか、完結上の過去(既に終わったもの)にアクセスするか。同窓会もそうですけど、SNSなんかを経験している人の…

フリーランス考察

ご復帰されましたね。クサナギくん。芸能の世界の政治的な動きとかは関係なく、またはメディアでの発言に政治的な意図があるかどうか云々はともかく、宗教的背景はともかく(笑)、メンバーの発言など復帰への動向をチラ見していると、やっぱり冷静に状況を…