2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

応急処理の世界と焦りの日常

世の中焦っています。マクロもミクロも焦っている。ボートに乗っていて、あっちの穴から水が入り、こっちの穴から水が入り、塞ぐので精一杯ってな感じになってきています。それは国家、企業、家族、あらゆる舟でそうなっていますし、まだ穴の空いていない舟…

混沌と要約の快楽

先週、ダラリさんがアンアンの「抱かれたい男」のキムタクの前人未踏の連覇と、それを選ばせ続ける女性について書いてますね。(http://ameblo.jp/dararhythm/entry-10144336292.html)私これ読んでて思うところがあって、前に「小悪魔の系譜学」というエン…

kyon2の背中

小泉今日子で想い出すいつ聞いても気持ちよい成熟

究極のエゴイズム

究極のエゴイズムは「無私」だという人がいます。 究極のエゴイズムは「己の利益だけを考える」ではなくて「他者に利することによって実は自分の利益が最大化する」という世の中のカラクリ(仕組み)を理解して動くことである。ということを言う人もいます。…

20年後の艶姿

この間、少し小泉今日子のことを書きましたけど、日曜日に実家でキッチンドランカーになっていたら、流しっぱなしのテレビから、小泉今日子の声が聞こえ漏れてきました。今、細野晴臣師匠がサントラ作ってる映画の番宣で、よくメディアに出てくるらしいです…

大したことねえな

「期待に応える」っていう言葉がありますよね。親の期待に押しつぶされる子供、子供の期待を裏切る親。皆さんおそらく、人間関係の「利害」のきっかけはそのあたりから開始されると思うんですけど、この「期待に応えられない」ための恐怖に怯える人が、今は…

イン ザ ウォーター

具体的に、水の中の実存とかいって、こういうので浮遊していま〜す

選ばせる

YAHOO和英辞書で「選ぶ」を調べると、一口に選ぶ、といってもいろいろありますね。「chooseは最も一般的な語で二つ以上の中から選ぶ. selectは三つ以上の多数の中から慎重に比較考量し最上最適のものとして選ぶ. pickはselectより口語的で,選び出すとい…

リスペクトまたはワーシップ

今日は「リスペクト(respect)」と「ワーシップ(warship)」、尊敬と崇拝という距離のお話です。私は、リスペクトって、他人との一番いい距離感だと思います。で、それより近いのが「崇拝」それより遠いのが「嫌悪」です。ということは、まわりの人間とどれだ…

シェアリングの中身

昨日の夜中、久しぶりにフラグメントフローアーズメンバーの主要メンバーの一人から連絡がありました。携帯にメールが来たんですけどね。内容は、今日久しぶりに仕事で渋谷に行ったら、渋谷クアトロの建物が、最上階のクアトロライブスペース以外、全部BO…

外様感覚

ダラリさんが、広場概念について、うまく短文でまとめてくれています(http://ameblo.jp/dararhythm/entry-10138908063.html)。広場に「選ばれる」こと、先回私が書いた「オミズのお話」と偶然にも一緒ですけど、「選ばれる」状態に自分をしておくって、ど…

実存は水の中

「プレカリアート」という本をメンターにもらいました。拡散で生きていると、フッとした偶然(突然やってきた必然?)が時々あるのだけど、ここのところ資本主義の限界とか民主主義の捉えなおしとか「雑誌ロスジェネ」あたりの新たな大衆運動みたいなものに…

広場ビジネス

話が日を追うごとにどんどんラジカルになっていってますけど(笑)、そういう場面なんですかね。今。プラットフォームとコンテンツ。 今ここは「はてなダイアリー」。はてなという上場企業が運営するプラットフォームです。私がリスペクトしてここにも何度が…

超左翼マガジン

怒れるロスジェネが、遂に動き出した、的に「超左翼マガジン『ロスジェネ』」という月刊誌が発売されています。思いっきり社会問題に踏み込んだロスジェネによるロスジェネのための雑誌のようです。私3日に一回は本屋とレコード屋はまわりますが(東京は遅…

ヒューマン レンジ

「一億総評論家時代」とかいってですね。いろんな人がある事象に関して、ブログなんかでいろいろ物申す時代ですね。ほとんど読みません(っていうか読めませんよね(笑))皆さん、どんな気持ちで毎日文章を綴るのでしょうかね?素朴な疑問です。この間、こ…

平成デモクラシー

椎名林檎の歌の題名みたいですけど。いつも考えて書いていることの基本概念って、別に新しい概念でも何でもなくて、言い換えれば少し強烈な民主主義のことで、主権在民、個人としての自立、ただそれだけのことなんだよね、ということを昨日一緒にご飯食べた…

集約ありきの拡散表現

先回のエントリーは、動画を載せっぱなしで、すいませんでした。クラフトワークの「アウトバーン」と、はっぴいえんどの(というか細野晴臣の)「風をあつめて」をミックスした音源で、画像の処理もなかなかよかったなと思って、メンバーの皆さんにお知らせ…

アウトバーンで風を集める

fragmentfloorsの皆さんに業務連絡です。

全ての死は犬死である

確か宮崎哲弥の言葉だったと思いますが、真理だと思います。実母が2月に亡くなって、余計そう思いました。死んじゃったら何にもならない。今日、わたしが外部的に経営支援している会社の会議で、問題点が話し合われ、オブザーバーで出席しました。私以外は…

「普通」という権力

今度は東北のほうで、高校2年生の女の子が教員の母親を刺したそうです。 ここで2回ほど話題にした川口父親刺殺の中3の女の子は、その後の報道で精神鑑定にまわされることになってるそうですけど。。「家族の問題」というのが特に取り沙汰されたのは、神戸…

共産党ブームと「男の子」の現状

今、共産党が「ブーム」らしい。なんだろう「ブーム」って。(笑ちょっとびっくりしてしまうけど、専門書が置いてないようなちょっとしたエキナカの本屋にも、小林多喜二の「蟹工船」が置いてあるぐらいブームです確かに。小林多喜二とドストエフスキーがも…