一言集約

最近同じ年の経営コンサルタントと交流する機会があったんですよね。今まで経営コンサルタントって、年上だと何人かお会いしたことがあって、今でも仲良くしていただいています。

経営コンサルティングファームってのは、日本では大手が2つありますけどね。どっちの人間も交流したことあるんですけど、そりゃもう激務なわけですよ。家庭なんかすぐ崩壊しちゃう。全国飛び回るし。

で、ですね。コンサルタントの能力として一番大切なのは、限りある情報からいかに近道で「本質」を掴むか、そしてそれを「言葉」として相手に伝えるか、ということにつきちゃうというのが、何人かの人のお話を聞いたうえでの僕の答えです。

「一言集約」ってのは、つまり相手が5分だか10分だかしゃべったことを、「つまり〜ですね」という形で要約する、ということですけど、これは訓練なんですよねえ。

日本語っていうのは、そういう能力を駆使するには面白い言語でね。数限りなく言葉があるわけですよね。広辞苑とかの厚さとか見れば分かりますけども。

同じ年っていうだけで、かなり刺激的でしたけども、発せられる言葉ももの凄く「共感」したり、ああ、俺も酔っ払って部下に話すなあってなことを言ったりしていてね。大阪の方ですけども、またなんとなく「長い付き合いになりそうじゃないの?」という方にお会いできた気がします。これからの僕の努力にもよりますけど。

例えば、「楽しい=ジョイ」は音読みで「らく」というけど「たのしい」と「らく」は全然違う、という話とかね。(笑)あと「感動」ってのは「感じて即動く」が語源で、動かないと意味がない、とかね。ニヤっとしてね。たぶんおんなじような本読んできたんだろうけどね。

自分の成長と共に周りの人間は入れ替わっていく、といっているのは、うちの奥さんですけども、またひとつ楽しみな出会いがあってわくわく気味です。