昨日「大塚家具」が法人格として消滅すると言うニュース。ここでも散々書いてきた大塚家具問題ですけども、これがもう「大塚家具」の最期の最期でしょうから、弔い、レクイエムとして残しておきたいと思います。
あたしは事業承継して8年目ですけど、2015年のお家騒動からたった7年で、あれだけの規模の会社が法人格として消滅するところまで行ってしまうという現実、経営判断を誤り、まわりから良心がいなくなり、短期的利益を求める人たちにからめとられた7年を、やっぱりちゃんと総括したほうがいいのではないかと、転載する1年半前の投稿を思い出しながら、改めて思います。
1969年に初代がどのような思いで創業したか、に思いを馳せつつ、あたかも廃墟となった昭和の歓楽施設を見るかのような、儚くも美しく、かつ、悍ましく恐ろしい、色んなものが渦巻く大塚家具という会社を深く追悼し、明日は我が身、とこの7年の所感を保存しておきます。