バイセクシャルライフ

久々に時事ネタなど。

なんか最近巷では「草食系」とか「肉食系」とかっていう話題で盛り上がっているらしいですね。昨日の朝ついてたテレビボーっと見てたら、やってました。

一昨日のセックスレスの話は、まさに草食系の男の子と肉食系の女の子のミスマッチのお話で(だって女性強いものねえ、ほんとに)、つまり肉食系の女の子が婚活で草食系の男の子を捕まえて、運良く結婚したとして、運良く子供が産まれたとして、の終息地が「セックスレス夫婦」ということになるんかねなんて、結びついちゃってですね。昔はセックスレスでも問題は地下化していたんでしょうけど、今は女性の発言力が違いますからね。

なんかこう、塞ぐ話題ですね。。。

それで草食系の特徴とか肉食系の特徴とかって書いてあるの見てみるんですけど、こんなの両方持ってんじゃんね、というものばかりですね。自然に生きていれば、どちらか一方というのは、あり得ない特徴なような気がします。

だから逆に、ほとんどの人は、ナチュラルに生きれない、という現実がそこから見えてくるのですけども。
ナチュラルに生きる」なんて今井美樹みたいなこと言うと、あらぬ誤解を招きそうですけど。(苦笑)

人間ってのは、元々「草食系の特徴」つまりは、集団を作ってリーダーを決めて生活圏を守る、ということもするし、「肉食系の特徴」である、個別に力強く、獲物を採って食べながら生きる、ということも出来る、特殊な、ある意味障害を持った動物なんだと認識してます。

だから、そもそも存在自体が、パラドキシカルで矛盾だらけ、なんでしょうね。人間は。

そういう矛盾は諦めて、なるべく相手も気持ちよく、自分も気持ちよく、と両極に引き裂かれながら、葛藤して生きていく。昨日のニコニコクールもそうですけど、ある意味逆説的な言葉とか観念の組み合わせって、何より人間らしいから、わたし好きなんです。

つまり、草食でも肉食でもなくて、人間らしく生きたいわーなんて。(笑)改めて思ってですね。

人間らしく生きられない、って人が増えている。ストリートは「人間らしく生きるための場所」なんつったら、かっこよすぎますか。

「(人間らしい)健康で文化的な最低限の生活」も、やっぱり危うい社会なんだわね、と改めて実感して、肉食的(個体的に)気を引き締め、同時に、一人で出来ることには限界があるわ、と草食的(共同体的)に、ニコニコクールな連帯の気持ちも新たにする。

いずれにせよ、ニュースとか身の回りの話とか聞いていて、とにかく計算とか自己保身とかリスクヘッジとか、何でもいいですけど、わたし的には回りくどいことはやめて、率直に本質的に話したほうがいいと思うんですよね。草食さんも肉食さんも。

ゲームするならそれでいいんですけど、話聞くと切実なんですよね。(笑)切実なのに、回りくどい(ゲームっぽい)。どっちなの?と。

どっちなの?は人間らしさ、であるんですけどね。でも、前も言いましたけど、ゲーム的な枠組み、という20世紀に生まれながらの環境と習慣は、そろそろ超えたほうがいいんじゃないの?って思います。

それだと早いですもんね。大抵の問題の解決は。

そうじゃなくても早いですもんね。歳とるのは。

ニコニコクール。気が長いけどせっかち。人間らしく、ありたいものですが。