深夜2時にゴールデン街で考えるセクシャリティ

先日、FRAGMENT FLOORSのメンバーの一人と、「大久保−ゴールデン街」っていう定常のコースで、不定期会合しました。

ゴールデン街の店で、店のマスターと我々2人で、月曜日にも関わらず深夜2時まで楽しいお話してたんですけど、その店のマスターが、またいい男なんですよね。

わたし、同性愛者ではないですけど「いい男に囲まれて生きること」ということは、「根がオミズ」として重要視しますね。

わたしが思う「いい男」の条件は、ここにたくさん書いてきた「オミズ実存」を達成されている人って、簡単に言うとそうですけど、いや、そのマスターも、根も葉もオミズという(笑)、いい男でした。

根がオミズ、ということと、実際にそういう商売されている、ということは、必ずしも一致しませんし、そういう商売されている方で、根がオミズじゃない人もたくさんいますから、特に女の人はお金が絡むパターンがあって「根がオミズ」に出会う確率は低いんですけど、男の場合は、そういう商売を主体的にされている場合、「根がオミズ」に当たる確率はあがりますかね。

根がオミズの人種は、「異性に対しての基準が甘い」とか「性が奔放で」とか(笑)、わたしも含めて、とんでもないいろいろ揶揄を受けるんですけど、それはあながち嘘でもないですけど(笑)本当でもないと思います。
そのマスター見てても思うんですけど、根がオミズは、実は「同姓に好かれる」もしくは「同姓を好きになる」のほうが実はウエイトが大きいように思うんですね。

世の中には「異性にモテるためにはどうするか」についてのテクニック情報がわんさか飛び交いますけど、ああだこうだいう前に「そりゃまず同姓に好かれなさいよ」って思います。

今は「人間嫌い」っていうか「人間苦手」な人が増えていて、苦手だけど、食べないと生きていけないからどうしよう、みたいな(笑)。でも同類は食べちゃいけないっていう物語があるから、異性にモテるためのテクニックを学ばなきゃ、という。

男であれば、まずはいい男を探して、その人とコール&レスポンスが成立できるようにしないと、とても異性がどうの、なんて言えないように、思いますけどね。「人間好き」原則。

そういえば、まわりにいるわたしが思う根がオミズの「いい女」も、男よりもまず先にたくさんの「いい女」といい関係を築いてるかもしれません。

知り合いの小悪魔も、男から貢がれた高価なモノよりも「私より凄い小悪魔」とのコール&レスポンスのほうを喜びますかね。(笑)そういう場面に出くわしたら、その娘は間違いなく、根がオミズ率100%ですね。

同性愛カルチャーは、テレビタレントの攻勢などで親しみは大きくなったとしても、まだまだ一般的には遠い存在ですけど、こう書いていくと、ですから、そのセクシャリティは実は紙一重、だと思いますね。(と、同性愛者の知り合いにちらっと話したら、ニヤニヤ喜んでましたけど)

なんていうことを、美輪明宏瀬戸内寂聴美川憲一と誕生日が一緒のわたしは、思います。