えー、我が青春(というかどうか分かりませんけど)の青山の12年続いた老舗クラブ「マニアックラブ」が今日明日で閉店なのです。
12年前というと、93年。世はアシッドジャズブームが攻勢を迎えつつありながら、ハードコアテクノからユーロトランスへ、そこからさらに細分化するアンダーグラウンドテクノへと時勢が移りつつあるころだったと思いますが、本当によく通いましたねえ。
特に、後に「SUBLIME RECORDS」というレーベルに発展する土曜日(ん?金曜日だっけか)SUBLIMEというパーティはほんとよく行きました。(その後パーティ名が「REEL」になるんだっけかな)
ここでかかる音楽は、装飾の多い、ゴテゴテしたテクノやハウスではなくて本当にシンプルで(音数が少なくて)水の中にいるようなきれいでキラキラしているミニマルテクノがかかっていて、とても影響を受けた。
特に思い出すのは、最近リバイバルでCDが出たけどデトロイトのUR(アンダーグラウンドレジスタンス)というレーベルのギャラクシー2ギャラクシーの「HI TECH JAZZ」これ1日に3回とかかかってた。(笑)たぶんDJが切り替わるたびに、それぞれのDJがみんなかけてたってことなんだと思うんだけど。だからこの曲聴くと、マニアックラブの光景がフラッシュバックするのだ。
ここは最初は、地下の入り口から入ってドアを開けるとドリンクカウンターがあってその先に凄くちっちゃいDJブースとダンスフロアが縦長のスペースになっていて横の階段から1階に戻るとチルアウトスペースがあるって感じだったかな。
その後改装して、地下の入り口から入って、中の階段から1階に戻ってドアを開けるとチルアウトスペースとバーカウンターがあって、階段をくだるとちゃんと囲いのある(笑)DJブースと、ダンスフロアがあるっていう風になったような気がする。たぶん儲かってたんだろうな。
こっちのほうが、採光の具合が良かった気がする。バーカウンターとかの明かりがダンスフロアのほうにもれないから暗くていいんだよね。
もう5,6年行ってないので今はどうなってるか分からないけど今日今から行ってきます。スーツだけど。(笑)
そのレポートというか、感慨というか、憤慨というかどんな内容にせよ、書きたいと思います。