クール&クレバー

最近気になるのは、小泉自民党にいる「新人女性議員」の皆さん。選挙のとき「刺客」とか言われて、旧保守潰しに出てきた方々ですよ。

テレビによく出てますけど、やっぱり言っていることが「それってお前の意見かよ」みたいなことばっかり言っていて、うちで奥さんと二人で土日の朝の報道系のテレビに突っ込みいれてます。

うちの奥さん曰く、女の人というのは特に「この人のために何とかしたい」という対象が見つかれば、そこに向かってだけ動く傾向が強く、つまり小泉に対してそう思うこういう女生議員が増えると日本は危ない、というようなことを言っていて、なるほどと聞いてました。これは奥さん自身も仕事上で経験していて、そういえばその時は、僕から見ても周りの状況は抜きにして、ググッと1点に引き込まれている感じがありましたねえ。1日2,3時間の睡眠とかでやってたなあ。仕事。でもそういう状況になれるって幸せなことでもあるもんね。

新人女性議員たちの言動は、あたかも某宗教団体の会員の人が話す言葉が、自分の言葉ではなくて「教祖」の言葉やんけ!ってのと似ていて、確かに国を動かす議員という立場では危うい感じがするんですが、小泉を祖とする組織としてはこれ以上ない状況ですもんね。なんか今思えば、田中真紀子はもう少しマシだったような気がしてきたと言って笑ってたんですけど。でもそうでもないか。(笑)喧嘩しちゃったしね。その失敗に懲りて喧嘩しないような人ばっかり集めてきたんだもんね。やりたい放題、純ちゃん。でもあの人、そうとう戦略家だよ。

女性は感情に生きる動物である、という言葉がありますけれども、自分の考えとか状況とかをクールにクレバーに分析判断をして振舞う、といったことが苦手なんだと、特にフェミニズム運動批判なんかするときに根源的に使われますよねえ。

まあフェミの運動自体の批判はさておき、基本構造としてやっぱり男性はバカで、女性は感情(母性)でバカな男をフォローするっていう構図がないと、世の中成り立たないんじゃないですかねえ。男も女もみんなクレバーでクールだったら、と考えるとちょっとゾッとする部分もあるよね。

日本は低方婚とかいって、男より地位とか収入とか身長とか学歴とかが「無い」人ってのを結婚相手に選ぶ習慣があるってのは、誰かの本で読みましたけど、そうじゃない「クールでクレバー」な女性ってのと結婚する勇気を今は日本人も持ち出してるもんね。いろいろな人間資本を持つもの同士の結婚が増えてるんだけども、これがまた格差をうむって話は前にしたよね。

うち娘二人いますけど、男女関係なく、これからはクールでクレバーじゃないと生き抜いていけないし、そういう成長をしないとクールでクレバーな男とも出会えない。奥さん武士道の人ですから、そういう成長を遂げる確率は高いですねえ。クールでクレバーでユーモアがあるってのが理想なんですけどね。でも男のバカさが際立つんだろうなと思うんですよ。家庭で。(笑)

やっぱり息子もいたほうが、いいかもしれないねえ。(笑)バカさが薄まるもんね。