ドレミファソラシド宍戸留美

何故最近更新が多いかというと家にいるから、なんですが、子供を寝かしつけたあと音楽をかけて、酒はのまず、徒然とエディタに向かう秋の夜長、ってな感じです。

料理を作ったり、モノを描いたりするってのは気分転換になっていいんですけどね。冷蔵庫開けてあるもので何を作るか考えるとき、エディタを開いて何書くか考えるとき、全てふっとぶという感じは僕の中であります。

これが趣味かってとちょっと違うのですね。趣味ってのは、例えばドラム叩くときなんかは叩くだいぶ前から、例えば車にスネアドラムとペダルを積み込むあたりからふっとんでますからね。(笑)日常の流れの中でのこういう時間っていうのはとても大切です。

家にいるもんで、音源引っ張り出すんですけど、レコードの匂いってありますよね。なんともいえない匂い。あれがとても落ち着く感じなんですよ。何の匂いなのかよく分からないんだけど、懐かしかったり気持ちよかったりします。

この間上野に行って時間があったので、ビンテージレコード屋アメ横の出口付近にあるので行ったんですよ。そこは日本の歌謡曲とかニューミュージック系に強くて、とにかく保存状態がいい。新品みたいなんです。勿論店中にレコード臭が漂ってます。

今でもCD買うとオビってついてきますよね。レコード会社がキャッチコピー載せるやつ。
あれってレコードでもついてたわけなんですけど、それもそのまま残ってる状態のものが多い。これって結構凄いんですよ。

でね、昔のレコード会社ってほんとセンスなくて、ミュージシャンにも権限がない時代だったり外タレだったら何書いてあるかわかんねーだろっていうぐらいの勢いでひどいでしょ。キャッチコピーが。それを見ていくだけでもだいぶ時間潰せます。(笑)

最近は名盤復活とかいって、60年代70年代の日本の音源なんか結構再発されたりしてますけど、オビまでのレプリカはしないんでねえ。

ちなみに皆さん、このキャッチコピーはやばいだろっていうのはあるじゃないっすか。
僕ら世代だと、聖飢魔Ⅱの「悪魔が来たりてへヴィメタる」とかさ。(笑)つか聖飢魔Ⅱって当て字がもう笑えるもんな。いま文字にしてみたら。(笑)ヤンキー文化だよ。早稲田出てんのに。まあ日本人がヤンキー文化に弱いっていうマーケティングを下地にした確信犯だったりする可能性もあるんだけどさ。(笑)

あとね、今でも覚えてるんですけどZIGGYっていうバンドがあったでしょ?あれってアメリカ西海岸系ハードロックのパクりなんだけど(そのまんますぎて突っ込めないぐらい)そのコピーは「ハノイハノイロックス)、エアロ(エアロスミス)、そしてZIGGY」っていうね。(笑)これはもう確信犯だよな。完全に。

キャッチコピーって今つけないもんね。アイドルとかにも。なんか一時期の文化だったんだなあ。そういえばコピーライターって職業も、もうあるようで無いのか。(笑)5文字で勝負とかだったら昔から負けない自信あったんだけどな。それじゃメシ食えないんだ。今は。