平成のスパイダースこと

最近全然テレビ見ないんですが、たまにつけたりすると、団塊JRの星、SMAPの相変わらずの強さ、露出ってのを改めて感じるね。って、ごく普通のことになってるから誰も突っ込まないんだけどね。

昔文章書いていて、私は中居君のおりも政夫化、つまり女だらけの水泳大会の司会をするのはいつか、みたいな話をしていて、その後のあまりのブレイクぶりに、平成のスパイダースとしてスマップを仮定し、マチャアキ=中居(国民的アイドル的)、ムッシュかまやつ=木村(ギターがひける(笑))、井上順=香取(なんとなく似てる、面長な感じとか)っていう風に上方修正したんだよね。したんだってどこでしたんだって話だけど。(笑)

昭和が終わってね、やっぱり中流化の完成で「スター」ってのは産まれないし、もはやパロディとしてしか存在しえない(にしきのあきら的な)時代になっただけに、なおさら驚きだった。これも世代的な数の多さの強みなんだろうなあ、と思う。だって事務所の強さとかメンバーの個性とか背景はあるにしても、やっぱりここまでの安定感ってある意味異常だよね、誰も言わないけど。
やっぱりブレーンがいいんだよな。黒幕が。ちなみに私は森君が好きです。

スパイダースはGSアイドルバンドだけど、やっぱりムッシュかまやつの歳のとり方はいい感じだ。吉田拓郎を脅して(?)作ったという「我が良き友よ」のB面「ゴロワーズというたばこを吸ったことがあるかい」は名曲だけど(タワーオブパワー)、それらが入った同名アルバムを最近聴きなおして、やっぱり良かったなあ。特に1曲目の細野さんの曲。私的には、細野ベースプレイNO1の曲なんですけどね。「仁義なき戦い」っていう曲ですが。
うちらが生まれるような年代に、あれだけ親指ミュートを効かして、ブラックなベースひいてるなんて。。

って、また細野さん賛辞かよ!っていう声もありますが。
その朋友、屈指のセッションドラマー林立夫の名演集が出るそうです。半分ぐらい細野コンビだとか。9月発売。これは楽しみですな。
演奏家の名演集ってなかなかないよね。昔のジャズ系のプレイヤーみたい。