悪童日記から大瀧詠一まで

少し前から浅草キッド水道橋博士による水道橋博士の「博士の悪童日記」にはまっている。はまっている、と書くと違和感があるな。なんとなく読んでしまう、というやつである。

内容はただの日記であるのだが、読んでしまう。有名性とか、個人的に出ているテレビは必ずチェックする、とかいうのでもないし。不思議と更新の度に読んでしまうのだ。

出会いは偶然ではなく必然であるとすれば、最近とてもいろいろな興味対象が実は重なっている、という現象が多すぎる。今日見ていた博士に日記で、http://blog.mf-davinci.com/suidobashi/宮崎哲弥氏について書いた文章があることを知る。

最近防水ラジオをいただいた関係で、TBSラジオのhttp://www.tbs.co.jp/ac/をフロに入りながら聞く癖がつき、特に火曜日の宮崎氏の回は意識して聞いていたのであった。宮台真司との対談本(サイゾーでの連載をまとめたやつ、3冊)がオモロで、90年代学生時代の若手評論家マイブーム以来、久々に動向を気にしていた矢先に、博士と宮崎氏が繋がってしまった。

こういう「僕の中では嬉しい結びつき」が最近多いのだ。「矢野顕子」と「レイハラカミ」、「内田樹」と「大瀧詠一」。内田樹ユリイカに書いていた「大瀧詠一論」なんか、予め両方の実績を知っていて読むことの出来る僕には、これ以上ない至極幸せな企画であった。矢野顕子のアルバムでのレイハラカミトラックにしても然り。生活に追われるだけでなく、枠を超えて興味のあるところに必ずアンテナを向けてきた努力(とは思ってないけど)が報われる瞬間である。

こういう出会いに、インターネットがどれだけ役に立っているかは言うまでもない。